自分庭の家：小学生になる子供のため子育て世代が考える家づくり

家を囲む庭の緑は、家で気持ちよく過ごすための環境装置。

涼しい風や木陰をつくり、周囲の視線を柔らかく遮ってくれます。

そんな緑が作り出す風を利用し、気持ちよく過ごせるパッシブデザインの家です。

自分たちで植えて育てていく庭。

美しい樹々や花、そして菜園も作り収穫して楽しむ色々な家族の楽しみが詰まった家です。

玄関には「子育て世代の家」シリーズの定番とも言える、帰宅してすぐに手を洗える「おかえり洗面台」とシューズクロークを配置。シューズクロークは扉で間仕切っているので、ファミリー玄関としても活用できます。

洗濯機は脱衣所に置き、天井には自動で上げ下げできる物干し台を設置。
「洗う→干す」が一ヵ所で済み、洗濯にかかる時間を短縮できます。

お子さんの成長後を考え、洗面所と脱衣所の間に引戸を設けました。
これで、娘さんが入浴中でも気兼ねなく洗面所を使えます。

ダイニングの一角には、お子さん達のスタディコーナーを配置。カウンターデスクの前には大きなホワイトボードを貼りました。マグネットも使えるので、家族の伝言や学校の通知を掲示するのに利用します。

現在はワンフローアーの子供部屋。お子さんの要望や成長に合わせて仕切って使えるように両側にクローゼットを配置しています。

家づくりでこだわったのは、フルタイムで働くママをサポートする機能性です。キッチンも収納しやすいように食器棚を造作し、ママが働きやすいように通路も広めにとりました。

持ち帰り仕事が多いご主人と奥様。集中して仕事ができるよう小屋裏に大容量の書斎スペースを設けました。リモートでの仕事も落ち着いてできます。

1Fには本格的な畳を敷いた和室を設けました。和室には、職人がつくった神棚の他、天然絞りの床柱を遣い綱代天井の床の間を仕上げました。

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