さまざまな資源が値上がりを続ける中、材料や人工のコストを下げることは
品質の低下につながりますので、高性能住宅を適正な価格でご提供するためには、
生産性向上の知識を身に付け、組織的な能力アップが不可欠です。
私たちは日々の業務に関する改善を地道に行なっています。
工程管理
工程管理とは関係者が完工期日を守れるように進捗を管理することです。お客様と情報共有することで進み具合を確認しあうことができます。
天候や資材不足による工程変更も起こりえますので、必ずしも予定通りに進むとは限りませんが、工程の変化をすべての関係者が認識することで、迅速な報告と早期対応を可能にしています。
業者会
新築、リノベーション、リフォームにかかわらず、どのような工事においても大切にしている想いを関係者が一丸となってカタチできるように業者会を定期的に開催しています。新たな暮しの創造に職人の技術を存分に発揮するために業者会は大切な行事です。
情報共有
ITを活用する
チャット、ビデオ通話、写真送信で、現場の状況をリアルタイムに共有することで、スピーディーな意志決定を可能にしています。
標準化、手順化
図面表現、建物構造、建具や窓の収まり、などの建物に関する標準化だけでなく、発注業務、各種申請書類、補助金申請のような業務に関する標準化も含めて手順化を進め、基準をつくるとともにより良く改善しています。
お客様のお悩みと解決した未来のイメージを共有
お客様はどのような問題を感じて建築工事にいたったのか。
理想はどのようなイメージなのか。
関係者は理想の暮しのイメージを会議で共有します。
チームワーク
お客様との情報共有は窓口担当者がご対応いたしますが、その背後には複数のスタッフが役割を分担しています。
チームで役割を分担することが生産性向上にとって重要なポイントです。
すべての関係者にコスト意識がある
「自分だったらその仕事にいくらの費用を負担するか」
設計施工に関わる全ての人にとって大切な考え方です。
コストはかからないことが良いということではなく、かけたコストが適切であることを大切にしています。
外注コストの交渉をしすぎない
原価を下げるために無理をして外注コストを交渉してしまうと品質に悪影響を及ぼします。建築費以上に大切なことは100年先を見据えて職人が技術を発揮できる環境づくりです。
受注量のコントロール
過剰な受注をして、無理な工期を設定してしまうと、普段は発揮できる能力を発揮できなくなってしまいます。小さな会社でも最高の家づくりを実現できるのは、受注量を適切にコントロールすることが鍵をにぎって います。
私たちスーパーウォールビルダーズファミリーは、生産性向上についても工務店同士で情報共有し、向上心を持って取組んでいます。高性能住宅の普及という共通のビジョンを持った地域密着工務店が、スーパーウォール工法を標準採用することで、生産性向上を実現しています。